Sonicbowl
Arts
Food

PLENUS RICE TO BE HERE

この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日 15:10〜15:20にオンエア中。)

Listen On Apple Podcasts
Listen On Spotify
Listen On Amazon Music
Listen On radiko

episodes

EP. 35「長崎の巻 其の四 - 平戸 - 長崎 - 江戸 - 高島平」 EP. 35「長崎の巻 其の四 - 平戸 - 長崎 - 江戸 - 高島平」
佐世保では黒鯛がよく釣れます。丸ごと揚げてからお酢につけて、3日ほど置いておくと、頭から丸ごと食べられるのです。そんな佐世保にある横瀬という漁港はかつて南蛮貿易が行われたところ。その前は平戸という港、...
2023.07.12|00:08:54
EP. 34「長崎の巻 其の三 - 大村の押し寿司と千々和ミゲルの墓」 EP. 34「長崎の巻 其の三 - 大村の押し寿司と千々和ミゲルの墓」
今から390年ほど前に亡くなった「千々石ミゲル」という人のお墓が最近長崎県で見つかりました。この千々石ミゲルはイエズス会による天正遣欧使節としてヨーロッパの地を踏み、ローマ教皇と謁見した4人の少年使節...
2023.07.12|00:08:54
EP. 33「長崎の巻 其の二 - サセボ・マルボーロ』」 EP. 33「長崎の巻 其の二 - サセボ・マルボーロ』」
佐世保は明治時代に鎮守府が置かれ、戦前は海軍の重要な港だったところ。戦後は米軍基地に取って代わられ、あのドナルド・キーンさんも佐世保で通訳をしていました。そんな佐世保にはポルトガルからやってきた「まる...
2023.07.11|00:08:54
EP. 32「長崎の巻 其の一 - 恐竜は長崎にも、おったとよ」 EP. 32「長崎の巻 其の一 - 恐竜は長崎にも、おったとよ」
長崎市の野母崎地区でハドロサウルスという白亜紀の恐竜の化石が発見されています。このハドロサウルスは草食恐竜だったそうですが、長崎県には他県にはあまり見られない唐人菜や高菜といった野菜があります。
2023.07.11|00:08:54
EP. 31「埼玉の巻 其の四 - お碗にぽっちの山越えて」 EP. 31「埼玉の巻 其の四 - お碗にぽっちの山越えて」
かつて東京大学、東京天文台が設置されていたほど夜空がきれいな埼玉県ときがわ町。ここには国宝の法華経などが所蔵されている慈光寺というお寺があります。そしてその近くには多くの僧が比叡山へ旅する際に眺めた、...
2023.07.10|00:08:53
EP. 30「埼玉の巻 其の三 - 秩父はティティブ」 EP. 30「埼玉の巻 其の三 - 秩父はティティブ」
秩父、古代の日本語では『ティティブ』と発音されていたのではないかと言われています。そんな秩父のグルメ料理といえば野生の鹿、熊、猪などのジビエ肉を石の板の上で焼き、行者ニンニクだれでいただくというもので...
2023.07.10|00:08:54
EP. 29「埼玉の巻 其の二 - 川越は江戸の台所」 EP. 29「埼玉の巻 其の二 - 川越は江戸の台所」
平安時代から関東平野の要衝だった川越。そんな川越から江戸に運ばれてきたサツマイモは江戸っ子の間で瞬く間に大人気となり、江戸から川越までの距離が約十三里だった事から『栗より美味い十三里』なんて宣伝文句ま...
2023.07.09|00:08:53
EP. 28「埼玉の巻 其の一 - おうどんの国 THE さいたま」 EP. 28「埼玉の巻 其の一 - おうどんの国 THE さいたま」
埼玉は関東であるにもかかわらず、実は伝統的なうどんがあります。真っ白ではなく、小麦色をして、コシが強い『武蔵野うどん』。これは武蔵野台地で小麦が豊富に収穫出来るからなのです。
2023.07.09|00:08:54
EP. 27「福井の巻 其の四 - BONBONiEREと永平寺」 EP. 27「福井の巻 其の四 - BONBONiEREと永平寺」
お菓子などが入っている缶『ボンボニエール』。戦前までは皇室でお祝い事があると、ほぼ必ず参加した方々にボンボニエールに入った高級菓子が配られたそうです。そして皇室がかつて配ったこれらボンボニエールのコレ...
2023.07.08|00:08:53
EP. 26「福井の巻 其の三 - 御食国(みけつくに)・福井」 EP. 26「福井の巻 其の三 - 御食国(みけつくに)・福井」
天皇に献上する美味しい食材が多いことから、昔より伊勢海老がある伊勢と共に福井は『御食国(みけつくに)』と呼ばれてきました。そして食に恵まれた福井は越前刃物と呼ばれる包丁類などでも有名なのです。
2023.07.07|00:08:54
EP. 25「福井の巻 其の二 - 懐紙とお食事」 EP. 25「福井の巻 其の二 - 懐紙とお食事」
ナプキンや紙製テーブル・マット、そしてお茶会などでお茶碗や手を拭って清めるのに使われる懐紙まで、食事に『紙』は欠かせません。実は懐紙の生産地として最も有名なのも福井なのです。
2023.07.06|00:08:54
EP. 24「福井の巻 其の一 - ソバ 多すぎて選べない!」 EP. 24「福井の巻 其の一 - ソバ 多すぎて選べない!」
福井の山間には海から遠いにもかかわらず、ところどころに『漁業協同組合』も看板があります。何故でしょう?そして福井は蕎麦の在来種を守っているので、とてもお蕎麦が美味しいところ。特に秋に収穫されたばかりの...
2023.07.05|00:08:52
EP. 23「黄門様と納豆」 EP. 23「黄門様と納豆」
パナソニックの創業者、松下幸之助が人気テレビ番組『水戸黄門』の生みの親だったというのはご存知でしょうか?その裏には松下幸之助と水戸藩家老の末裔との不思議な縁があったのです・・・
2023.07.04|00:08:53
EP. 22「心も大いに洗われる」 EP. 22「心も大いに洗われる」
大洗の郷土料理『あんこう鍋』はまさに磯の味。そんな大洗町には明治天皇に仕えた元宮内大臣、田中光顕が寄贈した貴重な資料が保管されている『大洗町幕末と明治の博物館』という施設があります。
2023.07.03|00:08:53
EP. 21「おそばと『大日本史』」 EP. 21「おそばと『大日本史』」
蕎麦通を唸らせる常陸太田市の『金勢郷のそば』。食べると独特の甘味が鼻腔に広がります。そんな金勢郷にある西山荘は水戸黄門で知られる徳川光圀が晩年を過ごした場所。ここではなんと249年もかけて『大日本史』...
2023.07.02|00:08:54
EP. 20「メロンのこども、クリの花」 EP. 20「メロンのこども、クリの花」
茨城町の特産品であるメロン。立派なメロンを育てるには摘果しなくてはいけません。しかし、そうして間引きされた『メロンの子ども』は、実はサラダにしても、塩漬けにしても、パスタのトマトソースに入れても、とっ...
2023.07.02|00:08:53
EP. 19「大山は富士山のお父さん」 EP. 19「大山は富士山のお父さん」
大山の山頂にある阿夫利神社では大山津見神(おおやまつみのかみ)が祀られています。古事記によりますと、この神様が産んだのが富士山に祀られている木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)なのです。
2023.07.01|00:08:54
EP. 18「金目鯛と利休ネズミ」 EP. 18「金目鯛と利休ネズミ」
三浦半島は野菜が有名ですが、金目鯛も美味しいです。諸事情によりかつてこの地に住んでいた詩人、北原白秋は「城ヶ島の磯に利休鼠の雨がふる」と歌いました。
2023.06.30|00:08:53
EP. 17「ピーナッツを食べながら身の処し方を考える」 EP. 17「ピーナッツを食べながら身の処し方を考える」
ピーナッツの原産地は南アメリカ。それがヨーロッパから東南アジアへと広がります。現在我々が食べているピーナッツが最初に日本で栽培されたのは明治4年(1871)。大磯の農家の方が横浜で種をもらい、大磯でそ...
2023.06.29|00:08:52
EP. 16「おいしい!は器の中」 EP. 16「おいしい!は器の中」
富山の人はホタルイカを美味しく食べるのに富山湾の海洋深層水を使うそうです。このように富山にはここにしかない美味しいものが沢山ありますが、食材と同じくらい富山には越中瀬戸焼をはじめ、素晴らしい器も沢山あ...
2023.06.28|00:08:54
EP. 15「トヤマと薬売り」 EP. 15「トヤマと薬売り」
今でも時々見られる置き薬。これは富山で300年以上前から始まった商法です。江戸時代より前田正甫が奨励し、富山で作られて全国で売られていた薬『越中反魂胆』。立山連峰の野草が使われたこの漢方薬を全国で売り...
2023.06.27|00:08:54
EP. 14「御祝いにはカマボコ」 EP. 14「御祝いにはカマボコ」
富山の蒲鉾は板についておりません。そして鯛の形だったり、亀の形だったり、最近ではハートの形のものまであったりして、大体メッセージが書いてあるんですね。蒲鉾は富山では昔からお祝いなどで食べられていたそう...
2023.06.26|00:08:54
EP. 13「だいてやるが似合う町」 EP. 13「だいてやるが似合う町」
いきなり『だいてやる』なんて言われたら、びっくりしますよね。実は富山では『だいてやる』というのは『奢ってやる』という意味なんです。そして富山湾は魚種の数が日本一ともいわれています。
2023.06.25|00:08:54
EP. 12「八橋パリポリ」 EP. 12「八橋パリポリ」
京都の定番お土産といえば「八橋」。大抵は「生八橋」ですが、焼いた「八橋」もパリポリして美味しいもの。そんな八橋、生も焼きも1689年頃には既にあったと言われています。
2023.06.24|00:08:53
EP. 11「昆布は最高のデザート」 EP. 11「昆布は最高のデザート」
江戸時代、北海道の昆布は北前船で大阪に陸揚げされて京都まで運ばれて来ました。五年間も寝かせた極上の『きうひ昆布』は柔らかくて、薄く特別な砂糖が上品にひいてある世界一美味しいデザート!
2023.06.23|00:08:53
EP. 10「老舗旅館のひみつ」 EP. 10「老舗旅館のひみつ」
『老舗』という言葉はよく使われます。実はこの『老舗』という言葉、元々は「仕事を似せる」というところから来ており「先代がやってきた事をずっとそのまま続けていく」という意味。そして京都にあるそんな老舗旅館...
2023.06.22|00:08:54
EP. 9「ムシヤシナイしていますか?」 EP. 9「ムシヤシナイしていますか?」
『ムシヤシナイ』は京都などの言葉。お腹が「グゥ〜〜」っと鳴るのはお腹に「虫」がいるからで、その虫を養う為に食間に食べる、おやつなどの軽食の事です。創業元禄二年(1689年)の京都の湯葉専門店『半兵衛麸...
2023.06.21|00:08:54
EP. 8「霊峰白山を望みつつ」 EP. 8「霊峰白山を望みつつ」
白山は日本三霊山、及び日本百名山、花の百名山のひとつ。この白山から湧き出る美味しいお水を使って出来た日本酒『Kiss of Fire』は、山中伸弥さんが2012年にノーベル賞を受賞した際、授賞式でナイ...
2023.06.20|00:08:54
EP. 7「加賀山代温泉は北大路魯山人を育てたところ」 EP. 7「加賀山代温泉は北大路魯山人を育てたところ」
人気のグルメ漫画『美味しんぼ』の主人公、山岡士郎の父親、海原雄山のモデルだっと言われている、篆刻家、画家、 陶芸家、書道家、漆芸家、そして美食家の北大路魯山人。その魯山人を育てたと言われているのが加賀...
2023.06.14|00:08:54
EP. 6「加賀の三温泉と日本語文化」 EP. 6「加賀の三温泉と日本語文化」
加賀には(贔屓にしないように五十音順に)『片山津温泉』『山代温泉』『山中温泉』という三つの素晴らしい温泉があります。松尾芭蕉もその温泉の素晴らしさと居心地の良さから、 十日間程滞在していたそうです。そ...
2023.06.14|00:08:53
1
10 11 12
13
14
15
15
1x
player.speed
0.5x
1x
1.5x
2x
2.5x
3x
player.volume